甲状腺超音波検査(甲状腺エコー検査)
甲状腺超音波検査では、甲状腺腫、慢性甲状腺炎(橋本病)、バセドウ病、甲状腺腫瘍、甲状腺癌などの診断を行います。放射線科専門医時代は甲状腺のアイソトープ治療やエコーガイド下生検を多数実施してまいりましたが、原則当院ではホルモン検査とエコー診断までで吸引細胞診を要する場合は専門病院(またはクリニック)を紹介させていただきます。
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内視鏡学会専門医かつ消化器病学会専門医ですので最新の知見をベースに診療いたします。大腸ポリープの切除は安全なコールドポリペクトミーを日帰りで実施しております。わたしは医師キャリアのほとんどを救急病院に勤務してきた経験を活かし急性腹症(腹痛など)などではエコーを用い正確な診断を心がけます。また放射線診断専門医でもありますのでCT、MRIなど他院で撮像した画像の説明もわかりやすくていねいにいたします。最新の検査機器としましてはカプセル内視鏡学会に所属しており大腸、小腸のカプセル内視鏡といった最先端の検査も積極的に行ってまいります。
あんどうクリニックでは上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)、小腸カプセル内視鏡、大腸カプセル内視鏡機器はすべて最先端のものを新規導入しました。最新の機器の技術革新により悪性疾患の早期発見、早期治療に貢献していきたいと思います。機器が新しくても使う医師が追いつかないと意味がありませんので、最新の治療や診断方法を常に吸収することに努め患者様に還元していきます。また一方でIBSやFDなど西洋薬では満足する効果を得られない疾患には漢方薬を積極的に使用しています。その他風邪や打撲、腰痛、歯痛などにも漢方薬を使用しております。
とくに当院が今後の治療の柱の一つとして取り組んでいる鍼治療に関しましては、5月より週1回ですがスタートいたしました。現在はケアワークモデル研究会よりMテストインストラクターに来ていただいており「痛くない鍼」と「刺さない鍼」は大変好評ですぐに予約枠が埋まっており自信を深めております。私自身も元筑波大学教授である西條一止先生に学んだ鍼治療ができますので、今後はさらに多種多様なスタッフを集め自律神経を整える鍼、メディカルカッピングなども提供していきます。
当院は消化器病の専門医ですが、一般内科医として地域に貢献したいと考えております。かぜや高血圧、糖尿病まで幅広くみます。末期がんでどこもみてくれない…といった方、胃瘻で食事をとってるが近くの医院で交換してほしい…といった方も快く受けております。ほかに検査結果では異常がないのに具合が悪い…いわゆる「未病」と呼ばれる病態ですが、どこに行ったらいいのかわからないという方もお気軽に相談ください。まずは検査をひととおりしますが、これまで学んできたあらゆる治療の引き出しから提案させていただきます。
当院は伊藤胃腸科外科医院の時代より予約制を導入しておりません。受付で事務員のみの対応で処方希望の患者様もいらっしゃいますが、現在そのような診療は固く禁じられており、あんどうクリニックでは行政指導は当然遵守する方針ですので、お元気でも問診や血圧測定などの簡単な検査を受けていただいております。そのため現在時間帯によっては1時間程度の待ち時間が発生しております。対策として混雑状況のデータを随時更新したり、ゆるやかな予約制を検討しております。それまでは院内に雑誌などを多数準備し、今後も数を増やして少しでも待ち時間を解消できるよう工夫してまいります。奥のカフェスペースにおきまして香椎にあるNanの木の店長から直接指導を受けたスタッフによるコーヒーサービスを行っています。このカフェスペースにコンセントを装備し待ち時間にパソコンやスマートフォンをお使いいただいたり、仕事、読書など有効にお使いいただければと思います。
小学生以下の小児科疾患は専門外ですので原則お受けいたしませんが、漢方治療、鍼治療をご希望の小児の患者様には対応いたします。
最先端の新しい検査で今後さらに研究開発がすすんでいく分野と思われます。わたしもカプセル内視鏡学会に所属し研鑽を積んでおりますが、年々着実に進歩しております。大腸は小腸カプセル内視鏡と大腸カプセル内視鏡は飲み込むカプセルが違い、前処置もまったく異なります。詳細は医師または看護師が説明しますが、小腸カプセル内視鏡は胃の内視鏡やバリウム検査よりはるかに楽で気軽に受けることができます。一方大腸カプセル内視鏡は挿入に伴う苦痛はないものの前処置といわれる腸内を洗浄する必要がありますので大腸内視鏡検査と同様の下剤と洗腸剤の服用があります。この洗腸剤を飲むことが苦痛な方は大腸カプセル内視鏡に落胆されるかもしれませんが、これまで癒着などでどこの病院でも挿入ができなかった患者様には大変喜ばれています。日々進歩している分野ですのでお気軽にご相談いただければと思います。
少し大きめの薬剤のようなカプセルを飲み込むことで、これまで難しかった小腸の内部の撮影が可能になります。
このカプセル内視鏡は消化管内を蠕動運動に乗って進みながら、1秒間に2枚の画像を撮影し、専用のデータレコーダーに画像を転送します。
約8時間程度の撮影後、カプセル内視鏡そのものは排便時に排出される使い捨てタイプです。検査中(約8時間)は仕事や家事などの日常生活を送ることができ、行動制限などが大幅に軽減されます。
これまで見つかりにくかった小腸のポリープや腫瘍、潰瘍などが発見され、従来の小腸内視鏡に比べ患者様の体の負担が劇的に改善されました。
大腸カプセル内視鏡は、検査前日から食事制限を行い、検査当日に洗腸剤による前処置を行います。消化管内を蠕動運動と洗腸剤服用によって大腸を進み1秒間に4枚の画像を撮影し、専用のデータレコーダーに画像を転送します。
撮影後、カプセル内視鏡そのものは排便時に排出される使い捨てタイプです。
近年、大腸がんの罹患率は増加の一途をたどっており、2020年には癌罹患率が男性第2位、女性では第1位になると言われています。また、罹患率は40歳から高齢になるに従い増加傾向にあります。
そのような状況であるにも関わらず、日本の大腸がん検診の受診率は他の先進国に比べ低いのが現状です。
カプセル内視鏡は苦痛が少ないことが利点ですが、狭窄性病変があった場合カプセルが腸内から排出されないリスクがあります。これを解決するために2012年にパテンシーカプセルが保険適用となりました。これは消化管の開通性を確認するために100―200時間内に崩壊してしまうカプセルです。まずこのパテンシーカプセルを飲んでいただき通過状態を確認した後にカプセル内視鏡を行います。
1割負担で約10000円、3割負担で約30000円となります。
小さいため便器の中に落ちればわかりにくいのですが、バッテリーが残存していれば明るく点滅していますのですぐにわかります。原則回収いたしますがバッテリーが切れて誤って流しても詰まることはなく問題ありません。
腹部超音波検査では、肝臓、胆管・胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓など臓器を対象として検査を行っています。(膀胱、前立腺、婦人科疾患に関しては、条件の良い場合は観察ができますが、正確な診断は泌尿器科や婦人科専門医との連携をとる必要がある場合があります。)
脂肪肝、慢性肝疾患、肝細胞癌等の肝腫瘍、胆嚢結石、総胆管結石、胆嚢腫瘍、胆管癌、膵癌等の膵腫瘍、脾腫、脾腫瘍、腎結石、腎腫瘍、水腎症、副腎腫瘍、腹水などの診断に有用です。
わたしはこのエコー機器を用いた各種治療に長く携わってきました。肝細胞癌の治療であるRFA(ラジオ波焼灼療法)、PEIT(経皮的エタノール注入療法)はあわせて300例近く実施しています。また緊急性の高い急性疾患である胆のう炎や胆管炎に対してPTCD(経皮経肝胆管ドレナージ)、PTGBD(経皮経肝胆嚢ドレナージ)は500例近く実施しております。救急病院の勤務医時代は腹腔内の膿瘍ドレナージも手がけてまいりました。クリニックではなかなか穿刺する機会はありませんが、急性腹症のエコーはなかなか診断が難しいこともありますが豊富な急性腹症診断の経験に基づく「勘」を研ぎすませて対処してまいります。
腹部超音波検査は術者の技術に左右される主観的な検査です。当院では消化器病専門医による検査、診断を実施しますので急性腹症にも有効な検査となります。すでに「急性虫垂炎」、「大腸憩室炎」、「虚血性大腸炎」、「キャンピロバクター腸炎」、「十二指腸潰瘍」などの消化管疾患も多数診断しております。消化管ガスの存在等の検査条件により正確な診断ができない(特に膵臓)場合もありますので、必要に応じてCT検査をしたほうがよいと判断される場合には、精密検査が可能な病院との連携をとり紹介させていただきます。
甲状腺超音波検査では、甲状腺腫、慢性甲状腺炎(橋本病)、バセドウ病、甲状腺腫瘍、甲状腺癌などの診断を行います。放射線科専門医時代は甲状腺のアイソトープ治療やエコーガイド下生検を多数実施してまいりましたが、原則当院ではホルモン検査とエコー診断までで吸引細胞診を要する場合は専門病院(またはクリニック)を紹介させていただきます。
頚動脈超音波検査は頚動脈の内膜中膜層の厚さ(IMT)を主として観察することにより、動脈硬化性プラークの存在と程度を判定し、頚動脈の動脈硬化を診断する検査です。当院では世間で悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの値のみで投薬はいたしません。この頚動脈超音波検査と動脈硬化検査(ABIおよびPWV)、年齢、他疾患の有無をみてコレステロールのくすりの種類と投与量などを慎重に決定します。
私自身、放射線科専門に時代に3年ほど乳腺外科の先生の依頼で乳腺腫瘍(がんなど)の吸引細胞診を実施していた時期もあり、同時期に乳腺MRIにも関わってまいりましたのでエコー診断は可能です。ただ10年近く最前線の乳腺診断からは遠ざかっておりますので患者様の希望があるときのみ実施しております。
日本で医師免許を取得するには西洋医学をベースにした検査、治療法を学ばなければなりません。しかし現代医学でもなかなか解決しない病態があることはすべての医師が身をもって経験しています。当院では原則西洋医学のEBMを重視した医療を行いますが、伝統医学も提供してまいります。わたしは消化器疾患の専門医ですのでIBS(過敏性腸症候群)やFD(機能性胃腸症)には漢方薬で対応します。西洋薬ではまったく効果なかった症例でも劇的に治るケースもあります。
またいわゆる「風邪」は漢方がもっとも得意な分野で10種類以上の風邪薬からそれぞれの患者様の状態にあわせ処方いたします。同じ「風邪」、同じ「患者」でも毎回同じくすりとは限りません。風邪のひきはじめと長引く風邪はくすりが異なるのが漢方薬です。
「漢方薬は長く飲まないと効かない」と思い込んでいませんか?漢方薬は3世紀に書かれた書物がベースとして発展してきた治療薬です。当時の平均寿命は諸説ありますが30歳前後で主な死因は感染症の時代です。このような時代に「長く飲まないと効かない」くすりが重宝されると思いますか?現代まで脈々と伝わってきた漢方薬は「即効性」があります。風邪なのにあまり効果がないと感じられるのはエキス製剤だけで約140種類ある漢方薬からのチョイスが誤ったか量が不足した可能性があります。前回は効いたのに今回は効かない…といった場合も同様です。効かなかった場合は遠慮なく申し出てください。
当院は「小児科疾患」は原則診ませんが、漢方治療をご希望の患者様はご相談ください(西洋薬では治らない下痢、腹痛、喘息、登校拒否、副鼻腔炎など)。
ほかにも漢方薬が著効する疾患に下記のものがあります。
私もすべての疾患を漢方のみで治すことはできません。しかし漢方の勉強会や研究会で知り合った他科の漢方の医師を多数知っておりますのでご紹介いたします。
漢方薬は慢性病や体質改善のために飲まれている方が多いようですが、元々は即効性があるくすりです。風邪や下痢には西洋薬より即効性があります。
ほかにも捻挫や打撲、腰痛などの整形外科疾患、痔、肩こり、イライラ、冷え、月経不順、つわりなどに効くくすりもあります。最近はOTC薬(一般用医薬品:ドラッグストアで購入可能)でも「やせる」、「シミをとる」、「ニキビをとる」などの漢方薬が発売されています。気になる方はお気軽にご相談ください。
漢方薬は食事の前30分、または食事と食事の間(食間)の空腹時の内服が一般的です。しかし仕事の都合で食前の内服ができない時や、内服でお腹の具合が悪くなる場合は、食後の内服でもかまいません。また、便秘に対応する漢方薬(下剤)は、空腹時がより効果的です。のどが痛いときに飲む「桔梗湯」は1日分を作り置きしペットボトルなどに入れて頻回に飲むと効果抜群です。
顆粒のまま水で飲んでもかまいませんが、◯◯湯とある漢方薬は元々煎じ薬ですのでお湯に溶かして飲んだほうが効果的です。とくに冷えのある方は漢方薬エキスを湯のみ茶碗に入れ、熱いお湯に溶かしてゆっくり飲むと効果的です。
また、〇〇散とある漢方薬は香りを薬効とすることが多く、嗅覚を通じて効果を発揮する場合がありますのでぜひお試しください。どうしても苦手な方はオブラートに包んで飲んでも問題ありませんが、その香りが苦手な場合はくすりがあっていないケースがありますので医師、薬剤師に相談してください。
問題ありませんが、できれば飲む時間を30分~60分あけて内服してください。
なお、漢方薬に含まれる生薬によっては重複内服で危険なこともありますので、他院より既に漢方薬が処方されている方は、その旨を申し出てください。
急性期疾患に対する漢方薬は即効性があります。とくにインフルエンザやノロウイルス腸炎には漢方薬がおすすめです。ただし100種類以上あるくすりの中から厳選して処方する必要があります。一方で慢性疾患に処方する漢方薬はゆっくりと効果を発揮する場合があります。その際は1ヶ月単位で効果を確認してまいります。また慢性疾患の場合、まず体質改善をはかるための漢方薬を2-3ヶ月飲んでいただき「本治」に移行するケースもあります。著しく自律神経のバランスが悪かったり停滞している方は鍼が効果的な場合がありますので併用する場合もあります。
鍼治療は漢方以上に積極的に取り組んできた分野です。現在は週1回Mtestといわれる新しい鍼治療を行っており予約枠が一杯でご迷惑をおかけしております。当院で行っている鍼はわずか0.6mmの鍼で痛みはありません。どうしても鍼はこわいという方にはプロスポーツ選手などに使用するソマレゾンやソマセプトといった「刺さない鍼」も準備しております。
今後は外科系疾患だけではなく自律神経を整える鍼治療やリオデジャネイロオリンピックで話題となったメディカルカッピングも準備中で来年より開始する予定です。
当院では浅く刺鍼する方法で行っています。鍼は3種類用意しておりMテストはドラッグストアで購入可能な円皮鍼と「刺さない鍼」であるソマレゾン、ソマセプトを用いますのでほとんど痛みもなく子供さんでも大丈夫です。自律神経を調整する鍼は3−4mmは刺鍼しますので多少の違和感は感じるかもしれません。
鍼はいろんな手技があります。日本で発展した細い鍼を浅く刺す方法、インナーマッスルまで深く刺す方法などいろいろな鍼の先生の話を聞き実際受けてみてきました。わたしの主観ですが、どちらもそれぞれの良さがあり使い分けると良いと思います。内科系のわたしは前者で自律神経を整えるには浅い刺鍼で行います。インナーマッスルまで凝り固まっている方は深く刺したほうが効果的な場合があります。
すべてディスポで国産の新品を使用いたしますので安心してください。
日本人の死因の第1位はがんですが、第2位は心疾患、第3位は脳血管疾患です。この2位と3位をあわせるとがんと同じ数の方々が亡くなっています。心疾患や脳血管疾患のほとんどは動脈硬化が原因で発症しています。 動脈硬化とは、動脈が年齢とともに変化して血管が弾力性を失い硬くなりますが血管壁にコレステロール等の脂質が沈着し、内腔が狭くなる状態です。加齢とともに喫煙、糖尿病、高血圧症、高脂血症といった生活習慣病が動脈硬化の主な原因です。動脈硬化は狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、脳梗塞、下肢切断に至るおそれのある閉塞性動脈硬化症といった病気の原因となります。
狭心症や心筋梗塞は心臓を栄養する冠動脈が動脈硬化で狭窄したり、閉塞することにより心筋が虚血に陥り心臓としてのポンプ機能を果たさなくなる病気で高い致命率です。脳梗塞も同様で脳に行く血管が狭窄したり閉塞することで脳実質が壊死し、救命できても半身麻痺や会話ができなくなる構語障害など後遺症もおそろしい疾患です。閉塞性動脈硬化症は、手や足の血管の動脈硬化によって血管が狭窄したり、血管が閉塞し、末梢への血液の循環が悪くなることで障害を引き起こす病気です。主な症状として下肢の冷えや間歇性破行(20m~100m歩くと歩けなくなるが、休むと症状が改善)などがあり、重症になると安静時に痛みを伴い、さらに下肢の壊死や皮膚潰瘍などが起こり切断せざろうえないこともあります。
当院では生活習慣病にて通院されている患者様には半年に1回、動脈壁の硬さや動脈のつまり具合を評価しています。これらは脈波図検査である ABI(足関節/上腕血圧比)およびPWV(脈波伝播速度)という方法を取り入れています。
ABI(足関節/上腕血圧比)とは、足関節収縮期血圧/上腕収縮期血圧のことです。計算式は以下のようになります。
ABI=足関節最高血圧÷上腕最高血圧(左右で高い方)
健常者では下肢の血圧は上腕の血圧と同じかもしくはやや高くなっているためABIは1.00~1.29の範囲に入ります。
下肢血管の狭窄がある場合、下肢の血圧が低くなるためABIが0.9以下になります。
血圧の左右差がある場合も狭窄を疑う所見となります。
0.9<ABI<1.4 正常
ABI≦0.9 末梢動脈疾患
ABI≧1.4 石灰化の疑い
しかし、ABIが0.9以上でも狭窄が起こっている場合があります。血管が75%以上狭窄しないと血圧は急激に低下しないこと、糖尿病などでは動脈の石灰化があるため血管を締め付けるのにより高い圧が必要になり、測定値が高く表現されてしまう場合があることが理由として挙げられます。
そのため、ABIの数値だけでなく波形などを含め総合的に評価することが大切です。
PWV(脈波伝播速度)とは、心臓から押し出された血液による拍動が動脈を伝わっていく速度のことです。
当院ではbaPWV(上腕-足首脈波伝播速度:Brachial-Ankle pulse Wave Velocity)を測定しています。計算式は以下のようになります。
baPWV=心臓から足首の間のPWV-心臓から右上腕の間のPWV
健常者では血管がしなやかで弾力性があり、脈波が血管壁に吸収されるため速度は遅くなります。
血管壁が硬く厚いほど、脈波が血管壁で吸収されず速度は速くなります。
baPWVは年齢ともに高くなりますので年令によって基準値が異なります。
50歳半ばまでは女性ホルモンの影響で女性の方が男性よりも低い傾向にありますが、60歳を超えると差はなくなります。
baPWVを用いて血管年齢を推測することもできます。
通常の血圧検査を両手両足4ヶ所で同時に行うイメージです。検査は約10分程度で終了です。
動脈硬化は加齢とともに進行しますが、最近は若年者でもすでに動脈硬化病変が認められています。
したがって、動脈硬化は早期に診断し、より早い対策をとることが重要です。
脈波図検査(PWV/ABI)は早期の動脈硬化を知るための検査法の一つであり、患者さんの負担も少なく簡便に行うことができます。
水圧刺激により、肩から腰、下肢にかけての筋肉・腱・靭帯の凝りをやさしくほぐし、血行の改善を促進します。リラクゼーション効果に優れています。
効能
腰椎の軽度の変形を矯正、神経の圧迫を除圧、血流を改善して痛みを和らげます。座席に座り腰用ベルトを締めるだけで、全て自動的に牽引治療をおこなうことができます。
効能
頚椎の変形を矯正し、神経の圧迫を除圧して痛みを和らげます。
効能
筋肉及び神経刺激装置です。ミニ吸着導子がついており、ピンポイントでツボを刺激します。らに、電流によって血流が改善されるため、乳酸を始めとする痛みの原因物質の代謝を促します。
効能
体の深部までソフトに加温し、効果的に血流、血量を増加させ、新陳代謝を促進します。血行不良からくる痛みやシビレに使用します。
効能
近赤外線の光が、ピンポイントで体の深部まで浸透し血流、血量を増大させ新陳代謝を促進します。筋肉の凝りや痛み、関節痛などに使用します。また、神経ブロックにも効果が期待できます。
効能
槽内の湯で加温したパックを患部にあてることで気持ちよく温熱治療をおこないます。血流を増加させ、痛みを和らげます。
効能
当院には物理療法機器ではありませんが、4月より最新型の医療用ヘルストロンを置いています。街なかにあるヘルストロンとは電圧が大きく違いますので効果は段違いです。効能は頭痛、不眠、めまい、便秘、高血圧などの内科系疾患、肩こり腰痛、膝痛などの整形外科疾患、アトピー、慢性湿疹などの皮膚疾患などです。これに毎日座ってるとなぜか爪が良く伸び、髪の毛もよく伸びてきます。新陳代謝がよくなることによるものと思われます。物療機器ではありませんので当院受診の患者様であれば誰でも座ることができます。ただし心臓ペースメーカーの入っている方はご遠慮ください。わずか15分座っているだけで体の代謝が良くなります。